営業は意外とうまくいく

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ベトナムで営業職として現地採用された場合は、まずはターゲットとなる顧客リストの作成をすることでしょう。
そこで、作成したリスト、及び担当者を確認すると、思わぬことに気づくかもしれません。
それは、「知っている人が多くいる」ということ。

営業で契約を取れる理由

ベトナムでは、まだまだ日本人の数はそれほど多くはありません。
また、日本独特の文化でもありますが、「日本人は輪(和)を重んじる」傾向があります。
日本人街というエリアがあるように、ハノイやホーチミンといった都市では、日本人が集まるエリア、サークルなどが決まってあります。
同じく海外で暮らす者同士、公私共に面倒を見てくれる人も大勢いるでしょう。

もし、みなさんが営業職として働く場合、自分の知り合いが顧客のターゲットとなることもあります。
サークルの飲み会やスポーツ、果てはご近所さんに営業することになる可能性は多分にあります。
サークルで会ったときに、「今度営業として働くことになったんで、○○さんの会社に営業かけていいですか?」とお願いすれば、「いいよ、きなよ!担当俺だし、話聞くよー」と簡単にアポイントをとることもできるでしょう。

ベトナムという異国の地では、「付き合いによる契約」も定番化しています。
つまり、「この人の契約を断ったら、今後のプライベートに支障がでそう」と相手が考えて、契約をします。

もちろん質のいい営業とは言えませんが、「仕事のために」と割り切って相互関係を利用するのも、場合によっては有効です。
相手も(自分の財布から金を出すわけじゃないから、まあいいか)と考えてくれる節もあります。
警備業や広告業では、このような付き合いによる契約がほとんどと言ってもいいでしょう。
公私ともに良好な関係を維持できていれば、毎年更新したり、新製品を購入してくれることかと思いますので、その繋がりは大切にしましょう。

このように、仕事以外でのサークルなどの日本人同士の集まりの場に参加することは、非常に重要です。
サークルは名刺交換の場でもあるので、そこで得た人脈を駆使することによって、契約に直結したり、見込み客を紹介してもらえたりします。

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