海外保険に入ろう

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海外へ旅行するときは、みなさん海外旅行保険へ都度加入していることでしょう。
海外旅行保険は、短期間の旅行用の保険で、疾病、事故、携行品盗難、美術品など高価な商品を壊してしまった場合などに保険が下ります。
料金も安いので、万が一のために加入は必ずしてくださいね。

では、海外に移住している人は、保険に入っているのでしょうか。

海外保険

冒頭で説明した保険は、あくまでも短期滞在の旅行者用の保険で、移住者が加入することはできません。
しかし、移住者用にも民間企業が海外保険を用意しているので、みなさんはそちらに加入することができます。
ただし、料金は高く、年間で10万円以上するのがざらです。

1年に何回使う機会があるかも分かりませんし、もしかしたら1回も病院にかかることはないかもしれません。
現地採用の方は往々にして自己負担ですので、年間10万円以上の出費はかなり高くつくことでしょう。

では、海外保険には入らない方がいいのか。
結論から言うと、「お金があれば入る程度でいい」と言えます。

まず、長く移住していると、一人や二人は日本語の話せるベトナム人の友人ができるものです。
もし病気にかかった場合は、その人にローカル病院に連れて行ってもらえばいいのです。

ローカル病院は、たとえ保険がなくとも日本と比べると格段に安いので、それほど痛い出費にはなりません。
海外保険といっても万能ではなく、歯科医院にかかるときは別途料金を取られたり、健康診断には使えなかったりすることがほとんどです。

海外保険に入った方が賢明という人は、「ベトナム人の友人がいない」、「多少の怪我や風邪でも、日系病院じゃないと信頼できない」という人です。
日系や国際病院では、診察料と処方代だけで軽く1万円以上費用が発生します。1日でも入院したら数万円とびます。
年間の保険料が10万円だとしても、事故で骨折したり、厄介なウイルス性感染症にかかった場合は、それだけで元がとれることでしょう。

海外保険に入るか否かは、元がとれるかどうかで考えてしまいがちです。
しかし、結局のところ、それは実際事故や病気が起こってからでないと分かりませんし、症状によっても大きく異なりますね。

海外保険はあくまでも、万が一のための保険ですので、打算的な考えしか持たない人は、むしろ加入しなくてもいいかもしれません。
その場合は、なんとしてでもローカル病院で済ませられるように、ベトナム人の友人を作ったり、自分で応答できるベトナム語力を身につけたりと、一定の努力をしましょう。

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