キャッシュカードは必要不可欠

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ベトナムは年々インフレをしているので、貨幣価値が下がっています。
最高紙幣は50万ドン札で、これは日本円に換算すると、約2500円(2014年6月現在)程度。
高い買い物をするときは、札束になることもしばしば。

また、発展途上国のベトナムでは、盗難被害も頻繁に起こります。
空き巣が自宅に侵入することもありますし、最悪オーナーや、その親族が盗みを働くことも考えられます。
オーナーは合鍵を持っているので、みなさんが不在のときを狙うことも簡単。
大量の現金を自宅に隠すことはおすすめできません。

現金の振込先は?

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現地採用で働いている方は、企業によっても異なりますが、日本の銀行、ローカル銀行、国際銀行いずれかに給料が振り込まれます。
そのうちの日本の銀行に振り込まれるのであれば、是非移住する前に国際キャッシュカードを作っておいてください。

中でもおすすめの銀行は2つ。

シティバンク

シティバンクはインターネット支店でキャッシュカードを作ることによって、窓口はすべてオンラインで手続きすることができます。
また、ベトナムにおいて、国際キャッシュカードの普及率が最も高いのがシティバンクです。
コンビニのATMはもちろんのこと、ホーチミン市内であれば、シティバンクATMがいたるところに点在しています。

ANZ

日本ではあまり聞いたことがない銀行かもしれませんが、こちらも大手国際銀行の一つ。
スルガ銀行にくっつけることができます。
ANZはシティバンクに続いてATMが多く、主にコンビニATMに対応しています。

ここで重要なポイントは「日本でカードを作っておく」ということです。
ベトナム現地の支店窓口でもアカウントは開くことはできますが、この場合は、英語もしくはベトナム語の面接があります。
「なぜ口座の開設が必要なのか?」、「英語の利用規約は読めるか」、「カードを紛失したり盗難にあった場合の対処法を英語で確認できるか」などといった質問をされます。

語学に心配の方は、日本で作っておくのがベスト。
ただし、キャッシュカードで日本の口座から引き落とす場合は、レートが悪く、また手数料も高いのが欠点です。
一度に引き落とせる金額は800万ドン程度なので、満額引き落とす方がお得です。

ちなみに、もしキャッシュカードを紛失してしまった場合は、再発行の手続きが必要となります。
これは日本に帰国して手続きしなければ受け取れないので要注意です。
また、暗証番号の入力ミスによる口座凍結時も同じです。
サポートセンターに電話しても教えてくれません。

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