住んでみて分かるトラブル

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海外で住むということは、日本では通常考えられないトラブルに見舞われることがあります。
特にベトナムという東南アジアは、まだまだインフラ整備が発達していないので、「こんなことが起こるの?!」と戸惑うこともしばしば。
今回は、ベトナムに移住したのち、一度は経験するであろうトラブルをご紹介したいと思います。

住居トラブル

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停電

ベトナムはここ数年で急速に発展したため、需要に合わせた電気の供給が行えていません。
ホーチミンの市内中心であろうと、突然停電をすることがよくあります。
日本で計画停電を行う場合は、事前にテレビで告知してちょっとした騒ぎになりますね。

しかし、ベトナムではテレビで小さな告知はするものの、気にする人は皆無。
また、今回起きた停電が計画停電なのか、単なる電線のトラブルによるものなのかも判断できません。
基本は15分から30分程度で回復しますが、予備電源が作動する建物はごく僅かしかありません。
長く住んでいると、停電が発生しても慌てず、「また停電か」と思うようになるでしょう。

ガスが止まる

自炊をしていると、突然コンロの火がとまってしまうことがあります。
ガスはタンクが切れたら、都度業者を呼んで交換してもらうことになります。
通常、一つのタンクで1ヶ月半程度持ちますが、最初からガスの量を少なくしている悪徳業者もいます。
想像以上に早くガスが切れる場合は、ガス業者を変更してみるなど対策を講じましょう。

隣人とのトラブル

ベトナムの建物は、想像以上に壁が薄く、ちょっとした会話の声や音楽なども筒抜けとなります。
マンションなら隣人、ルームフォレントなら隣の部屋、戸建てなら隣に住む人の声なども聞こえてきます。
また、マンションに住む場合、隣人がベトナム人であれば、さらに思いもよらぬトラブルが発生することも。

マンションに住んでいる筆者の知人は、何か焦げ臭いことに気づいて廊下に出てみました。
すると、隣に住んでいるベトナム人が廊下で魚を網焼きしていたのです。
ベトナムにはキッチンに付属しているグリルコンロがありませんので、現地の人はみんな網を持って、外で焼きます。
今回はマンションなので、下に降りるのが面倒だったのでしょう。

このようなトラブルは、実は日常茶飯事。
「どんなに高級なマンションに住んでも、日本と同レベルの生活水準を保つことは不可能」ということは覚えておきましょう。

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