バイクタクシーとバスを乗りこなす

ベトナムで注意しなければならない行為2

ベトナムの主要交通手段は「タクシー」、「バイクタクシー」、そして「ローカルバス」の3つとなります。
しかし、近くのスーパーに行くのに、わざわざタクシーを呼んでられませんね。
そこで、今回は移住者がメインの交通手段とするバイクタクシーとローカルバスの2つを詳しく解説します。

バイクタクシー

道を歩けば、バイクに寝そべって客待ちしているおじさん連中を見つけることができます。
こちらから呼ばなくとも、目が合えば向こうから呼びかけてくれるので、見つけるのは容易いでしょう。

バイクタクシーはすべて交渉制です。
乗る前に目的地を告げて、料金を教えてもらいましょう。
相場としては、以下です。

市民劇場~ベンタイン市場……2万ドン
ベンタイン市場~タンソンニャット空港……5万~7万ドン
市民劇場~フーミンフン……5万~7万ドン
ベンタイン市場~チョロン……7万~10万ドン

どれもタクシーの半分程度の料金です。
しかし、これは一人あたりの料金となりますので、二人以上で利用する場合は、タクシーの方が安上がりとなるでしょう。
バイクタクシーでの被害として考えられるのは2点。

ぼったくり

事前に料金交渉したにも関わらず、「遠かった」、「頑張った」などを理由に、さらに高い料金を提示してきます。
相手はこちらが外国人だからふっかけているだけなので、無視して最初に交渉した料金だけを支払ってその場を離れましょう。

セクハラ

女性は注意が必要です。
「危ないから腰に手を回して」と言って、手を握ってきたりします。
断固として拒否するようにしましょう。
都心でレイプ被害の報告はほぼありませんが、いつもと違う道、知らない場所、人の気配のない路地などに連れて行かれそうになったら、タイミングを見計らって降りましょう。

ローカルバス

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バスは停留所で待っていれば止まってくれますが、停留所に表記されている番号に該当するバスしか乗ることはできません。
また、バスがやってきたら、手を振って合図をしてください。

バスに乗ったら、まず最初に運賃を支払います。
料金は距離にもよりますが、5000ドン~6000ドンとなります。

運賃を支払ったら、チケットを貰えますので、こちらはバスを降車するまで持っておいてください。
二重に請求されそうになったら、このチケットを見せて、支払い済みということを証明してください。

降車するときは、乗務員にその旨を告げるか、出入口付近に立っていれば、次の停留所で降ろしてくれます。
乗車、降車の際も、バスはぴったりと止まってはくれませんので、転ばないように足元に注意してください。

また、ベトナムは儒教が溶け込んだ国でもあります。
目上の人、お年寄りの人を敬いますので、座席を率先して譲ってあげることも大切です。
車内を見てみれば分かりますが、お年寄りが立って、若者が座っている光景はまずありません。

移住も長くなってくると、バスに乗るのも面倒になってくるものです。
しかし、たまにはローカルバスに乗って、目的もなく車窓に流れる風景を愛でるのも一興かもしれませんね。

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