家電はめっちゃ高い
ベトナムもここ数年で立て続けに家電量販店が建ち並ぶようになりました。
日本のビックカメラやヤマダ電機ほどの規模はありませんが、カメラやパソコンなどの電化製品から、冷蔵庫、テレビ、エアコンといった大型家電まで一通り揃っています。
ベトナムで人気の家電メーカー
日本では国産メーカーが大きなシェアを占めていますが、ベトナムには国産がありません。
ゆえに、家電はすべて外国メーカーとなります。
一番人気は残念ながら日本ではなくサムスンですね。
家電の種類によっても異なりますが、往々にしてサムスンはどこの量販店でも大きなシェアを占めています。
続いて同じく韓国系のLG、そして日本のシャープ、ソニー、東芝、パナソニック、中国のサンヨー(ハイアールに買収されました)と続きます。
韓国メーカーの人気の理由は一つ。
「値段はまずまずで、品質もそこそこだから」です。
ベトナム人も、本当ならば日本製品を購入したいという想いがあります。
しかし、日本製品は他と比べるとやはり高いので、なかなか手が出せないのです。
家電は高い
上記でも触れましたが、ベトナムで買える家電はすべて外国産。
つまり、輸入品となります。
関税分値段が釣りあがりますので、どの家電も日本で購入するのと比べると2割程度高い印象です。
しかも、古い型番も多く出回っていて、日本では型落ちした家電が、こちらでは最新で出回っているケースも多々あります。
グリルもオーブンも解凍もなんの機能も付いていない、学生の一人暮らし用のレンジが、こちらでは1万円で売られていたり、冷蔵庫は20万円近くするものも多々あります。
「世界最高品質の日本製品を、どこよりも安く買える日本人が羨ましい」。
在住者みなさんが感じていることです。
また、種類も決して多いとは言えません。
生活必需品の家電は豊富な種類が揃っていますが、その他、髭剃りや美顔器、ヘアドライヤーといった非必需品は数点しか種類がなく、日本へ帰国したときに買ってくるしかありません。
移住したのち、まずは生活に必要な家電を一式揃えなければなりませんが、最初はかなりの費用がかかると思っていてください。
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