なかなか日本に帰れない悩み

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ホーチミンに住んでいる現地採用の方は、駐在員と比べると給料は少ないですが、ベトナム国内では富裕層の部類。
毎日外食することもできますし、スーパーでは値段を見ないで買い物できます。
しかし、一方で「日本に帰国することができない」という切実な悩みも持っているようです。

ベトナムから出られない現地採用

例えば給料が1000ドルの場合は、平均所得500ドル程度のベトナムではお金持ち。
しかし、日本で10万円と言えば、学生のアルバイトレベルですね。

飛行機の往復チケットは600ドル~800ドル。
年末年始やゴールデンウィークなどはさらに高くなります。
つまり、ほぼ給料1か月分をチケット代だけで費やしてしまうのです。

さらに日本滞在中の生活費なども考えると、一回の渡航費用はおよそ15万円~20万円前後。
月200ドル貯金できたとしても、20万円貯めるためには10ヶ月かかります。
このように、ベトナムでは豪遊することができても、いざ日本へ一時帰国するとなると、とたんに敷居が高くなってしまうことが言えます。

休日の少なさ
ベトナムでは年末年始は旧正月で祝うため、新暦は休みはほとんどありません。
また、旧正月は基本2月。
真冬の時期に日本へ帰っても、なかなか楽しむことはできませんね。

正月以外で連休があるのは、実はゴールデンウィークのみ。
しかも、ベトナムの祝日に合わせる企業であれば、休みは2日か3日程度しか貰えません。
あとは有休を消化できる社風かどうかとなりますね。

部屋を開けられない
ベトナムで長期間部屋を留守にすると、空き巣の被害に合う可能性もあります。
特にお正月やゴールデンウィークは、ベトナム人も国内旅行や帰省で部屋を長期間空けますので、空き巣にとってはこの連休がかきいれどきとなります。

数日振りに部屋に戻ってきたら、荒らされた形跡があり、金品すべて盗まれていた、なんてこともあります。
特にルームフォレントの場合は、1階のオーナーも不在にしていることもあり、また居住地はヘムと呼ばれる住宅街の路地となりますので、空き巣も堂々と盗みを働くことができます。
数日間部屋を空ける場合は、盗まれて困る金品に関しては金庫に入れたり、友人に預けておくのがいいかもしれません。

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