オーナーの人柄も大切

ベトナムで注意しなければならない行為3

ベトナムで賃貸物件に住むときは、日本のような仲介業者を絡ませることはまずありません。
基本は、その部屋の所有者との直接契約となります(契約と言っても口頭レベルです)。
マンションであれば、部屋の所有者。
ルームフォレントとゲストハウスであれば、大家となります。

そこで、物件を決めかねているときの決め手の一つとなりえるのが、「オーナーの人柄」となります。
これがベトナムにおいては、非常に大切なポイントとなるので、しっかりと覚えておきましょう。

ありがちなトラブル

オーナーとの間で起こりえるトラブルとして、まず挙げられるのが「家賃」です。
「今年は物価が上がったから、家賃も上げる」と前月に突然言われることが多々あります。
それに怒りを覚えて退去する外国人も多くいます。

次に考えられるのは「オーナーの身内が勝手に部屋に入ること」です。
これはルームフォレントにまつわるトラブルです。
大家の家族が、みなさんの留守中に無許可で部屋に入るトラブルがあります。
金品か何かを盗られることもありますし、何もなくとも痕跡が見つかれば良い気分はしませんね。

ここで紹介しているルームフォレントのエリアは、どこも外国人を積極的に受け入れているので、あまり心配はありませんが、大家の親戚や友人が遊びに来たときに、彼らが勝手に侵入するかもしれません。

マンションで怒りえるトラブルは「管理人が対応をしてくれない」というもの。
水がとまった、電気がとまった、天井から水が漏れているといった不測のトラブルが発生した際は、まず管理人に電話します。

通常ならば管理人が速やかに問題の解決を図ってくれますが、怠惰な管理人にあたってしまうと「そのうち治るよ」、「明日でもいいかな」、「直接水道局に電話してくれ」と対応してくれないこともあります。

良心的なオーナーとは

ルームフォレントで言えることは、「必要以上に干渉しない家族」です。
外国人が珍しいのか、好意に思ってくれているのかは分かりませんが、「今晩一緒に夕食食べるわよ」、「次の日曜日に一緒に公園にピクニックにいきましょう」、「恋人がいないなら、いい人紹介してあげるわ」となにかと気にかけてくれます。

ベトナム人は家族の絆が強く、集団行動が大好きな人種です。
一人の時間よりもみんなと行動する時間を好み、相手のプライベートに土足で上がりこむクセがあります。
悪意がない分、なかなか断りづらいですね。
このような生活があまり好きではない方は、入居者には無関心な大家を探しましょう。

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