物価が安い!

DSCN5929

ベトナムに移住のメリットの一つは物価が安いことが挙げられます。

東南アジアと言えばどこも物価が安いというイメージがありますが、近年はヨーロッパの経済不安とは裏腹に急速な発展に伴い、物価上昇率も年々増加傾向になっています。

特にシンガポール、マレーシア、タイといった東南アジア諸国は成熟していますので、物価もどんどん日本に近づいています。

しかし、旅行に行った際に、「どれも安いじゃん!」と感じるのは、みなさんが日本に住んでいて、日本円の収入を得て旅行に来ているからです。
日本は先進国で、GDPも世界3位を誇ります。
その日本で働いているうちは、ほとんどの国で同じような感覚になることでしょう。

しかし、旅行と移住の決定的な違いはそこにあります。
移住となると、その国で収入を得て生活をしなければなりません。
日本人だからといって、日本に住んでいたときと同様の収入が得られることなどありえないことは覚えておかなければならないでしょう。

ベトナムの物価事情

東南アジア諸国の中でも、ベトナムは物価がまだまだ安い国です。
なおかつ日本人も多く住んでいることから、「住みやすい国」とも言えるでしょう。

ベトナムは年々5%程度のインフレ率です。
毎年あらゆる消費財の値段が高くなっていますが、それでも日本人からみると、まだまだ安いと言えます。

例えばローカル食堂であれば、一食100円から200円程度でお腹一杯食べることができます。
ミネラルウォーターは500mlで25円~50円程度。

日本食レストランも現地価格ですので、お寿司をお腹いっぱい食べたとしても500円から700円程度。
このように、ベトナムでは衣食住が他の東南アジア諸国と比べると安いのが魅力となります。

月々の生活にかかる最低支出が低いということは、それだけ余力を残した生活をおくることができます。
その余力はどこに行くのでしょうか。

もちろんスパで極上の時間をおくったり、リゾートホテルで優雅な時を過ごしたりと人それぞれ。
日本では到底考えられない現実離れした生活を、実際叶えることができるのです。

値段が上がったときはイライラするが……

ベトナムでは、毎年旧正月(テト)の後に一斉に値段が上がります。
「これは絶対便乗値上げだろう」
と怒りたくもなりますが、その値上げ幅を見てみましょう。

例えば、筆者が住んでいる近くにはフォー屋さんがあります。
値段は一杯2万ドン程度です。

それが2014年の新年度になると、2万5千ドン程度に上がりました。
5千ドンは約25円。

皆さんからしてみたら可愛いものではないでしょうか。
しかも、その物価上昇も最近は目に見えて減ってきました。
いままでやたらと便乗値上げを繰り返してきましたが、そのツケが回ってきたのです。

つまり、我々にとっては大したことない値上げ幅でも、庶民のベトナム人にとっては厳しい値上げだったわけですね。
おそらく今後はさらに物価は安定してくるでしょう。
「物価が安いベトナム」という魅力は、今後もしばらくは安泰と言えるでしょう。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP