ベトナムはビザが必要

DSC05361

190国以上ある世界の国々に、ビザ(査証)なしでパスポート一つで入国できるのが日本人の特権です。
これはベトナムでも同じで、短期間の滞在であれば、ビザなしで入国することができます。
他の外国人はそうはいきません。
短期間であってもビザの取得が必要ですし、これは日本とベトナムが仲良しである証拠でもあります。

ベトナムのビザ事情

日本人は15日間の滞在であれば、ベトナムにビザなしで入国することができます。
また、ベトナム政府は、今後は15日間から30日間に期間を引きあげすることも検討しているようです。

2014年現在では、飛行機内で書く出入国カードの記入も不要です。
もしビザの取得を求められた場合(在日の方や外国人配偶者と移住する場合は、その方のビザは必要)は、入国審査の傍にある窓口で入手することができます。

インドネシアでも見られますが、これは『アライバルビザ』と呼ばれるものです。
本来ビザは日本で当該国の大使館に行って手続きをしなければなりませんが、アライバルビザを設置している国においては、現地で簡単に申請することができます。

まず、ベトナムへ入国したら、観光ビザの更新手続きを行ってください。
いまは15日間しか滞在できませんので、これを90日に延長することができます(厳密には延長ではなく新規取得という扱いになります)。
方法が分からない場合は代行してもらうのが一番でしょう。
その手の代行屋はたくさんあります。

もし配偶者がベトナム人であれば、配偶者ビザ(90日更新)と滞在許可(2年程度)の申請もできます。
こちらは手続きがやや面倒なので、最初は余裕を持つために90日の観光ビザを申請することを強くおすすめします。

ワークパーミットも同様です。
こちらは企業で働いているサラリーマンのみが取得できる手続きです。
2年から3年は、これ一枚でベトナムの出入国ができますので、もし申請できるのであればこちらがおすすめです。
ただし、企業に属していなければなりませんので、申請できるかどうかは、就職先の上司に確認してください。

観光ビザの就労は違法

ベトナムに移住している日本人の中には、就労しているにも関わらず、観光ビザを更新して住み続けている人も多くいます。
この方法はすでに外国人の定番の移住方法となっていますが、基本は違法であることも覚えておいてください。

もし、企業に就職したにも関わらず、「うちはワークパーミットを取得しないから、勝手に観光ビザを更新してくれ」と上司から言われたら、何かしら法に反した運営をしている可能性があります。

それだけで、その会社がブラック企業かどうかは判断できませんし、そういった会社はベトナムには多くあります。
ビザの件は、面接で直接訊くことができますので、もし上記のような指示を受けたら、この記事を思い出してください。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP