移住のために必要な手続き

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ベトナムへの移住が決まったら、どのような手順で身辺整理を行えばいいのでしょうか。
今回は移住までの大まかな流れを解説したいと思います。

まずは住まいの退去手続き

賃貸マンションやアパート暮らしの方は、賃貸の退去手続きを行ってください。
契約によって、退去の1ヶ月から2ヶ月前に申告しなければならなので、こちらは早々に管理会社に連絡をとりましょう。
退去時には現状回復費用を支払わなければなりません。

入居時に敷金を支払っていれば、たいていはそれで賄うことができます。
余った敷金は返金してくれますので、移住に備えての予備費用として大切に貯金しておきましょう。
また、水道、ガス、電気などの支払いも済ませてください。

役所への手続き

税金の支払い関係は次の記事でご説明します。
役所で必要な手続きというのは『住民票を抜くこと』です。
住民票を抜く際は、新しい住所を記載しなければなりませんが、それは「ベトナム」とだけ書けば問題ありません。

また、併せて『海外転出届』も出しておきましょう。
これは簡単に言えば「日本には住んでいませんよ」という届出となります。

のちのち保険や年金にも関係してくる大切な書類です。
中には海外転出届を提出しないで、住民票を置いたまま海外移住する方も多くいますが、原則は届出を出さなければなりません。

最低限必要な物を揃える

極論から言えば、パスポートとベトナムへの片道チケット、そして生活に必要な現金さえあれば出国できます。
宿も決まっていないのであれば、荷物はできるかぎり減らしたいところです。
是非持っていって欲しい物は以下が考えられます。

・常備薬
・ムヒ
・国際キャッシュカード
・衣類(一週間分あれば十分)

国際キャッシュカードはANAやシティバンク、HSBCなどが大手でおすすめです。
ベトナムのハノイ、及びホーチミン市内にはATMがたくさんありますので、これらのカードで引き落とすことができます。

シティバンクはインターネット支店を開設し、ANAはスルガ銀行に付与することができます。
紛失や盗難防止のため、クレジットカードを持つ方はキャッシュカードに付けるのではなく、別途作成しておきましょう。
ただ、ベトナムドンはゼロの桁が多いので、使用する際は金額の確認は怠りないようにお願いします。

チケットは片道を購入

航空チケットを購入するときに分かるのですが、片道切符というのは案外高いものです。
往復チケットよりも高いこともザラにありますので、中には往復チケットを購入して、帰りの分は使わないで捨てる人もいます。
しかし、これは厳禁。
航空会社から問い合わせがあったり、違約金を支払うといったトラブルにも発展する可能性があります。

みんなに別れを告げて出国

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しばらく帰ってこないのであれば、家族や友人とは別れを告げましょう。
また、お世話になった会社の同僚上司、取引先との関係も切るのはもったいないので、こまめに連絡をとったり、名刺は大切に保管しておきましょう。

よく家電や生活雑貨など、あらゆるものを荷物に詰め込む人をみかけますが、大抵のものはベトナムで手に入ります。
最初はバックパック用のリュック一つにダンボール一つ程度が理想です。

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