空港近くのタンビン区

『タンソンニャット空港』は、みなさんがホーチミンに来るために利用する空港で、国際線と国内線が隣接している巨大な空港です。
この空港近くにはタンビン（Tan Binh）区と呼ばれるエリアがあり、こちらも外国人がほどよく住んでいます。

現地人と外国人が混在するタンビン区

タンビン区は、空港からホーチミン1区市内に行く道中にあります。
アクセスに便利なのでベトナム人にとっては憧れの居住エリアです。

市場やミニスーパー、大衆食堂など、ベトナムらしいレトロな景色が広がる一方、分譲マンション価格は高騰気味で、80平米で1000万以上するところも増えてきました。
日本人にはまだ知名度がないため、住んでいる外国人は欧米人と韓国人が主（近くに韓国人街があるので）。

1区まではナムキーゴイキア通り（統一会堂に続く南北に走る大通り）を15分ほど南下すれば着きますので、1区で仕事をされる方には、大変便利な立地となります。

「綺麗なマンションに住みたいけど、ベトナムらしい市場も近くに欲しい」
「お洒落なカフェで休日を過ごし、大衆食堂で食事をとって現地に溶け込みたい」
こんな方には是非こちらがおすすめです。

近年はマンション建設も進み、低所得者層から富裕層までバランス良い町作りとなっています。
中所得者から富裕層向けの英語塾やインターナショナルスクール、私立学校、私立病院も充実しているので、どんな目的で移り住んでいる方にもきっと満足できるエリアかと思います。

賃貸事情

タンビン区では、ルームフォレントはあまり見かけなく、基本はマンションを賃貸することになります。
家賃相場は400ドルから1500ドルと幅があり、一人暮らしであれば500ドル～800ドル程度が相場となります。

新しいマンションはモダンな間取りで、ロフト付でジャグジーがあり、建物内にプールがあるところも。
一方古いマンションは日本の団地のような間取りです。
清潔とは言い難いですが、住むに問題はありません。

賃貸物件は不動産屋と交渉するのではなく、マンションの持ち主となります。
家賃交渉も捗るので、もしかしたら格安で住むこともできるかもしれません。

タンビン区はかなり現地に密着したエリアとなりますので、長期滞在を考えている方にはおすすめです。
日本人の輪もありませんので、ベトナムに身を埋めたい人にはうってつけの物件が揃っていることでしょう。