外国人街フーミンフン

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ホーチミンを流れるサイゴン川を、橋で渡った先にあるのが7区と呼ばれるエリア。
7区は低所得者エリアですが、さらにその先に「フーミンフン」と呼ばれる富裕層エリアがあります。

外国人街フーミンフン

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フーミンフンは外国人街と呼ばれていて、中でも韓国人が非常に多い印象。
看板を見てもハングルが目立ちますし、行き交う外国人も専ら韓国人です。

とは言え、日本人やマレー系、欧米人の人々も多く居住しているため、公共設備は充実しています。
多国籍レストランをはじめ、外国人御用達のスパマッサージ店、大型ショッピングセンターなどが並びます。
化粧品ブランドがテナントに入っているデパート・パークソンや、食料品から生活雑貨、家電にシネマが入っている総合ショッピングセンター・ロッテマートなども周辺にあります。

また、駐在員も多く住むことから、教育機関もしっかりしていて、日系の幼稚園や私立学校、インターナショナルスクールが並ぶのもこのフーミンフンの特徴です。

自然と調和する町作り

フーミンフンはそのエリアだけですべてが揃う、富裕層に向けた町作りとなっています。
バイクの通りも少なく、自然も多く、休日は公園で子供とピクニックをする家族もみかけます。
ベトナム人にとっては結婚写真を撮る撮影場所として人気があり、ウェディングドレスに身を纏った花嫁をうかがうこともしばしば。
マンションだけではなく戸建て賃貸も並び、随所に警備員が配置されているのでセキュリティも抜群です。

賃貸事情

これだけ充実した施設が整うフーミンフンの家賃は、ホーチミンで最も高いです。
マンションはフーミンフン郊外であれば700ドル程度で借りることができますが、中心であれば1000ドル以上はします。
また、戸建ては1500ドルから2000ドルが相場で、大手企業に属する駐在員向けの物件となります。

ただし、近年はマンション価格の低下に伴い、家賃価格も下がっています。
値切り交渉もオーナーに行うことができるので、多少は安く借りることもできるでしょう。
一区までは歩いて行くことはできないので、バイクを持つことは必須です。

「ベトナムには住みたいけど、生活水準は下げたくない」
「汚い部屋は嫌だ。買い物も市場ではなくスーパーでしたい」
「東南アジアで贅沢な暮らしをしたい」

といった方には、このフーミンフンがおすすめとなります。
また、ルームフォレントやゲストハウスには、部屋にキッチンはないのが通常ですので、自炊を考えている方はマンションを検討してください。

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