変圧器は必要?

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海外旅行に一度でも経験すれば、「国によって電圧とコンセントの形状が異なる」ことが分かります。
プラグにはAタイプ、Bタイプ、Cタイプなど形状が異なり、ややこしくて買い間違ってしまうこともありますね。
商品パッケージの裏には該当諸国が表示されていますが、マイナーな国だと含まれていないこともしばしば。
では、ベトナムでは変換プラグや変圧器は必要なのでしょうか。

変換プラグは必要ない

まず、最初に考えなければならないのは、「プラグの形状」です。
要は、日本から持って行く家電製品をコンセントに差し込むことができるかどうかですね。

日本のプラグの形状は「Aタイプ」と呼ばれているものです。
細長い二本足ですね。
対して、ベトナムのプラグは「Aタイプ、及びCタイプ」となります。

経験則から言うと、Cタイプの割合の方が大きいですね。
Cタイプは二本足で丸いプラグとなります。

「じゃあ変換プラグが必要だね」と考えますが、実は必要ないのです。
Aタイプのプラグは、Cタイプにも押し込むことによって差し込むことができるのです。
ですので、ベトナムにおいて変換プラグは必要ありません。
それでも不安な方は、家電量販店で200円程度で売っているので、二つ三つ購入しておくのもいいでしょう。

変圧器は50%の確率で必要

次に電圧です。
ご存知の通り、日本の電圧は100V。
対してベトナムは220Vが一般的です。
もし100Vのみ対応の家電をコンセントに差し込み、電源をONにしたら、ブシュッッ!!と音を立てショートします。
一瞬で再起不能となります。

変圧器も家電量販店で購入できますが、量販店で売っているのは海外旅行用なので、電圧の幅が狭いのが悩み。
例えば多少大きなマッサージ機や、美顔器などは、1000円程度の変圧器では賄えません。
どの変圧器を購入すべきかは、どんな種類の家電を使うかによって異なるので、売り場の人に相談してください。

ただし、果たして本当に変圧器が必要に迫られるのかは考える余地があります。
最近の家電製品はアダプターが付いていますね。
このアダプターは自動で電圧を変換してくれる役割があるのはご存知でしたか。

四角いアダプターを目を凝らして見てみると、「100V~240V」などと変圧の幅が記載されています。
240Vまで対応しているのであれば、変圧器は不要で、そのまま使うことができます。

また、ベトナムでも家電量販店はたくさんありますので、ベトナムで揃えることだって十分できます。
例えば電子レンジやミキサーなど、中型サイズの家電をベトナムで使うとなると、かなり大きな変圧器が必要となります。
筆者の見解としては、どれもベトナムで手に入るものなので、あえて日本から持ち込む必要はないと考えます。

もし日本から持ち込む場合は、電化製品は関税が高いため、中古と思わせるよう工夫が必要です。
例えば、箱から出して、裸で持ち込むなどしたら、関税を支払う必要なく抜けることができるでしょう。
ただし、そこらへんも税関の人の裁量となるので、最悪袖の下を払って切り抜けることも必要になるかもしれません。

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