日本語を勉強する若者が多い

P1000784

ベトナム人の学生の間では、現在英語に続いて人気の外国語が日本語となります。
日系企業への就職を目的に勉強されている方も多いですが、それ以上に日本の文化が好きで趣味で勉強している、という人が多いのが嬉しいところです。

人文社会大学で勉強する学生
筆者もベトナムに移住してきた当初は、ホーチミン市内の大学でベトナム語の勉強をしていました。
場所は人文社会大学。
こちらは在住者なら誰もが知っている有名な大学です。

平日の月曜~金曜日、もしくは夜間にベトナム語の授業を受けることができるので、ビジネスマンや主婦の方が多く在籍しています。
また、1階には自習スペースが設けられていて、そこで勉強していれば、同じく日本語を勉強しているベトナム人の学生が話しかけてきてくれるでしょう。

みなさんは日本語を彼女たちに教え、彼女たちはベトナム語を教えてくれるというギブアンドテイクが成り立ちますので、よき友人へと発展することもしばしば。

また、人文社会大学だけではなく、いくつかの大学や、語学塾でもベトナム語を勉強する外国人を受け入れているところがありますので、現地で情報収集をしてみましょう。

ベトナム人だけではなく、クラスメートとなる、ほかの外国人とも知り合いになれる貴重な機会でもあります。
国際交流をしたいという方にとっては、これ以上にないチャンスとなるでしょう。

ただし、こちらに住んでいる外国人の多くは仕事の短期赴任となります。
1年~3年程度で母国へ帰国する方がほとんどなので、出会いと同時に別れの準備もしておかなければならないのが悲しいところでもあります。

出会いはいたるところに転がっている
例えばバスの中。
筆者がローカルバスに揺られて、シートに座ってベトナム語の教科書を広げていると、隣に座っていた学生が不意に声をかけてきました。
「あなたは日本人ですか?私は大学で日本語を勉強しています」

または、カフェでコーヒーを飲んでいると、「あなたどこの国の人?」と学生と思われるスタッフが興味本位に話しかけてくることもあります。
日本ではあまり見かけない光景ですが、人見知りがなく、人懐っこいベトナム人の性格は時に皆さんの心のオアシスになることも。
そんな小さな出会いから、友人を経て恋人と発展することも少なくありません。

日本人は、同じ東洋人である中国、韓国と比べて人気が高く、知り合いたいと考えている若者が多くいます。
日本人であるということが、ここでは一種のステータスであることが、住んでみてすぐに実感できるでしょう。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP