持っていくべき書類

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ベトナム現地で就職をする場合は、日本とは異なる書類の準備が必要です。
また、ベトナムで出産をする際にも、日本から必要書類を持ってくる必要もでてきます。
書類一枚のために、日本へわざわざ帰国するのは大変手間がかかりますので、日本を発つ前にできるだけ揃えておきましょう。

必要書類

大学の卒業証書

ベトナムで企業へ就職する際は、大学の卒業証書が必要となります。
専門学校の場合も然りです。

基本的に、企業が日本人を雇う場合は、その日本人が卒業した専門学科の証が必要です。
例えば技術系の仕事に就きたい場合は、技術系の大学も、しくは専門学校を卒業している必要があります。

ただし、すでに実務経験がある場合は、その限りではありません。
卒業証書は母校に直接足を運ぶしか入手手段がありませんので、必ず日本で取得しておきましょう。

戸籍抄本

日本の本籍地や、配偶者などが記載されている書類です。
海外移住をしている方は、住民票は抜いていることが前提なので、住民票はそれほど必要ではありません。

無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)

犯罪を犯したことがない証明書です。
こちらも企業に就職する際に必要になることがあります。

また、ベトナム人配偶者を持つ場合は、現地の役所に「独身証明書」の提出が必要となります。
ただし、これは日本には存在しない証明書となり、戸籍抄本がその役割を担います。
役所に提出する際は、戸籍抄本をベトナム語に翻訳し、「独身証明書は日本ではこれしかない」旨をしっかりと伝えることが重要です。

ベトナムの役所仕事は尋常ではないくらい手間がかかります。
それだけ外国人が海外で住むのは難しいことの証ですが、場合によっては賄賂を要求されることもしばしば。
ベトナムでの住民票の登録や、ワークパーミットの取得は特に困難を極めます。
速やかに終えたい方は、弁護士や代行屋に依頼するのもおすすめですし、袖の下をある程度支払うことも覚悟した方がいいかもしれません。

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