私立、インターナショナルスクールは高い

CIMG1028

子供の幼稚園は日系、小学校からの学習教育をローカルスクール。
前回紹介した理想の形になるかと思います。
ローカルスクールには公立と私立があります。

私立学校

ベトナム人の中間所得者層に人気があるのが私立学校です。
教育熱心なママさんは、「子供には高学歴で卒業して、大手の企業に就職してほしい」という願いを強く持っています。
また、私立となると教育レベルも上がりますし、学校によっては遠足や運動会、社会科見学といった各種行事を催しているところもあります。
ベトナム人配偶者を持つ日本人家庭の子供も多く私立に通っているのが現状です。

ただし、ここでもネックとなるのが学費。
「私立といってもベトナム水準でしょ?学費もたかが知れているのでは?」
と考えているのであれば、それは大間違い。

筆者の知人(日本人。夫はベトナム人)は、子供を私立に入れて、毎月500ドル程度の学費を支払っています。
近所に住むベトナム人家庭も私立組が多く、会話の中で「なんでそんな安い私立に入れたの?」という話をよく持ち出されるそうです。
ベトナム人の中には不動産を転がした成金や、事業に成功したリッチな金持ちがたくさんいるので、彼らと比べると、いかに日本人であるみなさんでもかないません。

インターナショナルスクール

CIMG1035

インターナショナルスクールは、言うなれば完璧な学校です。
大学のキャンパスのような広い敷地面積を誇り、教師も経験豊富なベトナム人や欧米人が多数在籍しています。
発展途上国のベトナムにいながらにして、国際的なハイレベルの教育を受けることができます。
ただし、学費は目玉が飛び出るくらいですね(笑)

小学校までは年間約80万円~100万円。
中学、高校は年間100万円~180万円程度が平均です。

現地採用者だけではなく、赴任者であってもちょっと手が出ないですね。
また、学校内での公用語はすべて英語となりますので、両親がネイティブでないと、授業についていけません。

公立の学校は地方から出てきた低所得者層の家族を積極的に受け入れる傾向にあるので、もし入学させるとしたら賄賂が必要になるかもしれません。
また、子供が楽しめるようなイベント、行事はまったくないため、ただひたすら勉強三昧です。

より良き心を育むことをモットーにしている日本とは打って変わるため、子供の人格形成に問題がでてくることもしばしば。
多少無理してでも、私立に通わせた方が無難かもしれません。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP