お手伝いさんを雇う

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ベトナムでは、各家庭でお手伝いの人を雇うのが一般的です。
日本とは異なり、ほとんどの家庭は両親ともに共働きなので、炊事、家事、育児をお手伝いさんに依頼します。
みなさんも日中は働きに出ることが予想されるのであれば、子供の面倒を見てくれるお手伝いさんを雇ってみてはいかがでしょうか。

お手伝いを雇う

お手伝いさんの別名は「おしん」。
ご存知の通り、日本のドラマが由来となっています。
当時はベトナムでもおしんが大人気となり、献身的に働く日本人女性を投影していると話題になりました。
現在でもお手伝いさんを雇う際には「おしんを雇う」と表現したり、夫婦で喧嘩したときは、「私はおしんじゃない!」と奥さんに怒鳴られることも。

そのお手伝いさんを雇う場合は、ベトナム人の知り合いに紹介してもらうのがおすすめです。
中にはお手伝いさんを斡旋する企業もあるようですが、お手伝いさんが金品を盗んで蒸発するような事件が多発しているので、おすすめできません。
お手伝いさんを雇うさいに決めることは主に以下です。

①雇用期間
日雇いか、それとも月契約かを決めます。
日雇いの場合は日給制で、その都度支払います。

②給料
日雇いの場合は1日約10万ドン程度。
月給の場合は300万ドン程度が平均です。

③仕事内容
例えば子供の面倒を見て欲しいだけであれば、それだけを言い渡します。
もし、食事も作って欲しい、部屋の掃除もして欲しい、洗濯・アイロンもして欲しい、ということであれば、お手伝いさんにその旨を正確に相談しなければなりません。
子供の面倒だけならば、月200万ドン程度でも請け負ってくれる方もいます。

④勤務時間
基本のパターンは2つあります。
1つは8時~5時まで。
2つ目は住み込みとなります。
住み込みの場合は、部屋と食事の提供をしなければなりません。

両親双方とも自宅を不在にする場合は、お手伝いさんがどんな悪行を働いても分かりませんので、なるべく勤務時間を少なくするとともに、貴重品は金庫などに閉まっておく必要があります。

両親双方とも日本人の場合は、ベトナム語で意思疎通しなければなりません。
お手伝いさんは、基本田舎から出てきた低所得者の方なので、英語や日本語は皆無。
その場合は、日本語フリーペーパーなどで求人することで、運が良ければ日本語を多少なりとも話すことができる人から連絡がくるかもしれません。

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