リトルトーキョーのレタントン通り

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ホーチミン市内1区の目抜き通りに『レタントン(Le Thanh Ton)通り』があります。
サイゴン川に沿って走るトンドゥックタン通りとの交差点からはじまり、日本食レストランを牽引する老舗「スシバー(Sushi Bar)」からスタートとなります。

リトルトーキョー

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この界隈は「リトルトーキョー」と呼ばれており、小さな日本人街となっています。
通りに並ぶスパやマッサージ店、レストランなどは日本語表記のメニューが用意されていて、また日本人が経営している店も多くあります。
出張でホーチミンに来たビジネスマンのほとんどは、この周辺を歩いて食事や夜を楽しみます。

また、通り沿いにあるプール付の高級マンションは、居住者の9割は日本人駐在員や赴任者です。
お馴染みのファミリーマートや日本人が経営する美容院、そして移住者が重宝する日系病院もこの界隈です。

日系の不動産屋もいくつかあるので、ここで賃貸物件を探してみるのもおすすめです。
レストランに行けば必ず日本人客がいますので、情報収集の場としても当初は活躍することでしょう。

ただし、日本人街としてのレタントン通りはこの界隈のみ。
この通りは長く、ベンタイン市場まで続いています。
序々にローカル色が漂ってきて、賃貸物件も少なくなってくるので、探すならこの日本人街となります。

賃貸物件事情

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先に説明した高級マンションは家賃15万円程度。
会社から家賃補助がない限り、現地移住者にとっては高嶺の花となります。
みなさんが住むのはルームフォレント

ベトナム語で「ヘム」と呼ばれる路地先には、小さな商店が並んでいると同時に、「room for rent」の看板がいたるところで見受けられます。
この界隈のルームフォレントは、1階は何かしらのお店を経営しているところがほとんどです。
みなさんは、2階以降の部屋を間借りすることになります。

建物自体は古いので、綺麗好きの方はちょっと敬遠したくなるかもしれません。
ただ、日本人が多く住むので、管理人の人柄もよく、また日本人を歓迎してくれます。

この界隈の家賃相場は300ドルから800ドル。
安い部屋だとゴキブリと戦うことになるでしょう(笑)

また、恋人夫婦で住む場合は、若干家賃が上がる可能性がありますので、そこは管理人との交渉次第となります。
管理人が日本人であることも多く、生活面でなにかと相談できるよきパートナーともなるでしょう。

あまり日本人と接点を持ちたくないという方にはおすすめできませんが、日本人の輪に積極的に参加したい方には、こちらが魅力的な物件となります。
最初の居住場所としては、最もおすすめできるエリアです。

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