ルームフォレントの家賃相場

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「ベトナムを舐めてた。想像以上に家賃が高い」
「東南アジアで高級マンションに住む夢が儚くも崩れた」
「タイのバンコクに住んでたときは、安いマンションもたくさんあったのに……」
前回のマンションの家賃相場のご説明で、肩を落とした人も少なくないのでは。

地価が高い

言い忘れてしまいましたが、ベトナムの中でもホーチミンの1区周辺は、世界的にも地価が高いことで知られています。
今回は紹介していませんが、1区はすでにロンドンや東京と同程度の土地価格まで上昇しています。
例えば雑貨ショップが並ぶドンコイ通りの一角だと、家賃は月120万円。

ベトナムは現在土地バブルと言われています。
発展途上国には必ず発生し、日本もバブル時代を経験しましたし、現在は中国が同じ状況ですね。
土地バブルによって地価が上昇すると、自分達の持つ土地を高値で売って、不動産を転がす成金が増えます。
それがベトナムの現状です。

ただし、そのバブルにも歪が起こり、現在ベトナムの地価は横ばい、マンション価格は下落傾向で、全盛期と比べると最大50%値下がりしています。
これでも安くなったほうなのです。

ルームフォレントの家賃相場

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高級マンションを諦めた方は、是非ルームフォレントをおすすめします。
大家と同居することになるので、ホームステイ感覚で住むことになりますが、基本生活は独立しています。

家賃相場は200ドルから500ドル。
気に入らなくなったり、生活を変えたいと思ったら、すぐに退去できるのも魅力です。
若い日本人が多く住むグエンティミンカイ通りでは、280ドル程度がエリア相場となっています。

ベンタイン市場の前を通るレライ通りにも、路地に若干のルームフォレントがあり、こちらは少々高めの400ドルから500ドル程度となります。
ただし、間取りが広く、大家も英語が上手いのが特徴です。

リトルトーキョーと呼ばれるレタントン通りは300ドルから500ドルが相場。
古い建物が多いので、立地は最適ですが、部屋に満足はできないかもしれません。
若干ですが、部屋にキッチンがある物件もあります。

ルームフォレントは入居人の入れ替わりも激しいので、常にどのエリアでも空き室はあります。
学生が多く訪れる4月9月時期以外では、早々に空き室が埋まることはありませんので、じっくりと下見してから決めましょう。

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