マンションの家賃相場

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実際物件選びをはじめている方が、ふと疑問に感じること。
それは、「家賃の相場ってどのくらいなの?」というものではないでしょうか。

同じホーチミン市といえど、区やエリア、通りが変われば家賃はかなり上下しますので一概には言えません。
しかし、目安というものはあります。
今回はマンションの家賃相場を解説したいと思います。

高級マンションに住む

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日本人が住むマンションは高級マンション。
おすすめエリアは前回ご紹介しましたが、7区フーミンフン、2区タオディエン地区、ゴーバップ区、タンビン区辺りが無難となります。

家賃は500ドル~2000ドル程度。
1000ドルを超える家賃を払える方は極少数かと思います。
よって、現実的に考えると、払える家賃は500ドルから800ドル程度。
エリアは7区フーミンフンであれば、その郊外がおすすめです。

フーミンフンのど真ん中であれば1000ドルから1500ドルが主流ですが、少し外れると800ドル程度の物件もあります。
長いこと入居人がいなく、家賃収入を欲している管理人にあたることができれば、500ドル程度まで値引きしてくれることも十分有り得ます。

ただし、フーミンフンの端だと、リバービューが魅力ではありますが、1区中心に行くのに若干時間がかかります(バイクで20分程度)。
徒歩圏内にあまり商業施設もないので、バイクを持たなければ少々退屈してしまうことでしょう。

2区タオディエン地区は、残念ながら1000ドル以下のマンション物件はほぼ皆無。
ゴーバップ区は500ドル程度のマンションがいくつかありますが、郊外となりますので、1区中心までバイクで40分程度かかります。
普段の日常生活はゴーバップ区で、週に数回、もしくは休日に市内中心に出る程度の生活習慣であれば、ゴーバップもおすすめできます。
しかし、周りに日本食レストランなどは皆無ですので、ローカル食でいつも腹を満たさなければならないことは覚悟しておきましょう。

空港周辺のタンビン区は一人暮らし用の狭い間取りから、ファミリー向けまで物件は充実していますが、近年は価格上昇に煽られている印象をうけます。
家賃相場は500ドルから800ドル程度ですが、大通りに面しているマンション物件であれば、1000ドルを優を越えます。

安定した固定収入がなければ、まずマンションに住み続けることは難しいでしょう。
実際現地採用でこの手のマンションに住んでいる日本人は、筆者の知る限り指で数えるほどしかいません。
高い家賃を払ってマンションに住むよりも、安い物件に住んで、贅沢な生活をすることを選ぶ方が多いと言えます。

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